Pen 2025年 1月号

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あらすじ

特集 細野晴臣と仲間たち

1969年のデビューを皮切りに、はっぴいえんど、YMOなどを経て、広大で深遠な音楽の地平を切り拓いてきた細野晴臣。
ロック、テクノ、アンビエント、ポップス、ブルースなど変幻自在に姿を変えながら、ジャンルと時代の垣根を超えて音楽づくりを探求してきた。
2024年に活動55周年を迎え、そのクリエイションのうねりは勢いを増している。
この特集では、多岐にわたる活動の中でも、ミュージシャンやクリエイターとの共演、共作、プロデュースといったコラボレーションに着目する。
人見知りを公言する細野だが、いつもそばには音楽をともにつくる仲間がいた。
自然と人が集まり、意図せずとも自ら大きな渦の中心となって音の海を漂ってきた。
本人、そして影響を与え合った人々によって紡がれる言葉から、音楽の巨人の足跡をたどり、いまなお時代を刺激するクリエイションの核心に迫ろう。
細野はたびたび、自身の音楽活動を円環、さらには螺旋にたとえる。
それは人と音との調和であり、過去への憧憬であり、未来への運動を示唆する。
仲間たちとともに音楽の深化を探る、細野の現在を紐解く。

音楽と人と呼応し、紡がれてきた言葉
再始動する細野晴臣、響き合い生まれる新しい音楽を求めて
松本 隆、ヴァン・ダイク・パークス、安田成美、朝吹真理子、菅田将暉、蓮沼執太
あの時、ぼくらは─細野晴臣が振り返る、写真回想録
時代とともに遷移していく、名盤クロニクル
55年の音楽活動を紐解く、9のキーワード
多大なる影響を受けた、ミュージシャンたちの声
COLUMN 中沢新一/田中 “ hally” 治久/鈴木惣一郎/塙 宣之
背中を追い続けてきた、仲間たちからのメッセージ
Message from Haruomi Hosono

Pen CREATOR AWARDS 2024 毛利悠子/角野隼斗/吉田恵里香/押山清高ほか