店仕舞い 鎌倉河岸捕物控<二十七の巻>

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あらすじ

鎌倉河岸の酒問屋豊島屋の清蔵が慌ただしく金座裏にやってきた。息子に十代目十右衛門を継がせるため、金座裏と松坂屋に就位の後見を願いたいという。

同じころ、町廻りをしていた政次たちは、金箔の商いで江戸一番と言われる岩鞍屋が突然店仕舞いしたことを知る。堅実な商いで貯めた金子は半端ではないと噂される店に何が起こったのか。店を訪ねると、主と女房が何事かを隠そうとしていて……。