日大病は治らない

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あらすじ

アメフト部による薬物事件、受験志願者の大幅減少、裏金問題などの相次ぐ不祥事……
いま日本大学に何が起こっているのか?
日大改革の志半ばにして常務理事の職を追われた著者が学内にいまだ巣くう、排他性・マッチョ体質・無責任体制を告発する!

「このままでは日大は変わらない。それが日大経営に携わった私の偽らざる実感です」
就任からわずか約1年半で日大常務理事の職を辞することになった著者。林真理子新理事長のもと「新生日大」を目指していたが、そこには守旧派勢力の排他性、男性中心のマッチョ体質などの内部の根深い「病巣」が存在していた。
アメフト部違法薬物事件はどうして起きたのか、受験志願者数が激減したのはなぜか、その鍵となる構造的問題を分析し、日大が本当に生まれ変わるための方法を提案する。

プロローグ 臆病すぎた林真理子理事長
第1章 日大の病巣は想像以上に深かった
第2章 大学の魅力は「人」で決まる
第3章 船頭が多すぎた巨艦・日大丸
第4章 「変えない」「変えさせない」という構造
エピローグ 「学生ファースト」はすべての大学の原点