「頑張る」ことをがんばらない

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あらすじ

さっと読めるミニ書籍です(文章量8,000文字以上 9,000文字未満(10分で読めるシリーズ))

【書籍説明】

職場などで「頑張りすぎ」に見える人いませんか?

そのような人達は、「頑張りすぎ」ていて、お休みなどを取らずに仕事をしているけれど、他人とのコミュニケーションを良好に保とうとしているでしょうか。

私が、自分の「頑張りすぎ」に気がついたのは、てんかん発作(脳内細胞に発生する異常な神経活動によって、発作をもたらす神経疾患)で倒れたときです。

私には、髄膜腫という脳腫瘍があります。

脳腫瘍が分かったのは、23歳のときです。

幸いにして良性の腫瘍であったので、47歳の今でも無事に暮らせていています。

私は、30歳のときに通信制の大学に編入し、社会福祉士の資格を取得しました。

資格を取得した理由は、私と同じく病気に悩む人の力になりたかったから。

その後は、資格を活かして、福祉関係の仕事をしました。

仕事は充実していましたが、「頑張らなくちゃ」という思いから、「頑張りすぎ」て、身体の調子を悪くしてしまったのです。

身体の調子を崩す前に、「頑張りすぎ」なことに気がついて、「頑張りすぎ」ないでやっていけば良かった。と後悔しています。

今は、その後悔を無駄にしないで、これからの人生をより良いものにしたいと思っています。


【著者紹介】
藤佳(トウカ)
40代半ばの主婦。20代前半に脳腫瘍である「髄膜腫」に罹患し、現在も経過観察中。
脳腫瘍が分かったあと、自分と同じ難病や障がいのある方と、悩みや辛さを共有するために、社会福祉士の資格を取得した。