アンラーニング質的研究 表象の危機と生成変化
楠見 友輔(著) 3,564円
あらすじ
異なる未来をひらくための方法論
質的研究は幅広い分野に拡大し、豊かな実践を生み出している。その一方で、方法は知らず知らずのうちに形骸化し、必要とされる変化を閉ざしてしまう可能性がある。質的研究を「アンラーニング(学びほぐし)」し、問いを創出しつづけるための本。
【目次】
はじめに
第1章 アンラーニング質的研究
第2章 質的研究の伝統
第3章 質的研究の変化
第4章 質的研究の弱体化に抗う
第5章 社会問題を扱う質的研究
第6章 質的研究者の倫理
第7章 質的研究者のポジショニング
第8章 ラディカルに変化する質的研究
第9章 質的研究の新たな展開
第10章 ポスト質的研究
結び(consummation)
注
エピローグ
文献
索引
【著者】
楠見 友輔
信州大学教育学部講師。著書に『子どもの学習を問い直す』(東京大学出版会、2022)。