職場の定期健康診断、どこで受けても同じと思っていませんか?
あらすじ
さっと読めるミニ書籍です(文章量11,000文字以上 12,000文字未満(10分で読めるシリーズ))
【書籍説明】
はじめまして。
産業医の桐田泰江です。
働いている方なら年に最低でも1回は定期健康診断を受ける機会があります。
事業者は、労働安全衛生法第66条に基づき、労働者に対して、医師による健康診断を実施しなければ なりません。
また、労働者は、事業者が行う健康診断を受けなければなりません。
職場の健康診断を決まりに従って何となく受けている方もいらっしゃると思いますが、いつ、どこで健康診断を受けても結果は一緒だと思っていませんか?
私は嘱託産業医としてさまざまな事業所を訪問させていただいておりますが、初めて産業医を迎えた事業者さまには、健康診断をいつ、どの健診業者でどこで行うべきか、受診率を上げるにはどうしれば良いか、などの相談を受けます。
また、集団健診だけでなく、人間ドックの受診補助を出して福利厚生を高めようとされている企業さまも多くなってきています。
コストを安くおさえたい、1日で手短に、就業時間内で終わらせたいなど様々な事情があることも存じていますが、年齢、性別、持病の有無などにより受診すべき医療機関を各自、選択することをおすすめしています。
本書では集団検診、個別健診のメリット、デメリットについて解説します。
【著者紹介】
桐田泰江(キリタヤスエ)
学歴
浜松医科大学医学部医学科 卒業
オーストラリア シドニー大学医学部 Pain management修士課程 卒業
主な資格
日本医師会認定産業医
日本麻酔科学会認定医
日本アロマセラピー学会認定医
IFAアロマセラピスト
略歴
岡山医療センターで初期研修後、大阪大学医学部麻酔科学教室入局。
後期研修後、オーストラリアで臨床研修を経て、シドニー大学院へ入学。
帰国後は神戸市内で麻酔科医として働いたのち、M&K産健を設立。
痛みの専門家として多くの「企業人」を診察した経験から生活者視点での執筆を得意とする。
主な著書に「注射針が怖いあなたへ 」など。