短歌研究2024年8月号

購入した作品の読み方

あらすじ

【8月の新作作品集】
三十首
大口玲子「長崎の基督」/町田 康「チンラ」/藪内亮輔「薔薇を抱へて」
第67回短歌研究新人賞受賞後第一作
工藤 吹「バヤリース」30首
二十首
日高堯子「首」/伊勢方信「メビウスの帯」/黒岩剛仁「父の作業着」/中井スピカ「あふれだすチェダー」
十首の世界
樋口智子「あぷりおり」/馬場めぐみ「明るい寝息」/生沼義朗「偏頭痛と河馬」/月岡道晴「地に星を置く」/和嶋勝利「たたかふ苦情係」/廣野翔一「Drunk in the rain」/奥村鼓太郎「余生のような」/杉本 茜「ディス・イズ・ユア・オンセン・トリップ」

「人生処方歌集」連載60回目前スペシャル「あなたのための歌集処方箋」症例59
対談=千葉 聡・佐藤弓生
「さびしくてたまらなくなったら」「睡魔に襲われたら」「いとしい人と別れたら」「楽器を弾いてみたいと思ったら」「誰かを好きになったら」「謎をかけられたら」
スペシャルゲスト=
竹中優子「恋を語りたくなったら」
松村由利子「珍しいものを拾ったら」
笹 公人「空から何かが落ちてきたら」
寺井龍哉「冒険したくなったら」
大前粟生「なまけたくなったら」
小佐野 彈「引っ越すことになったら」
pha「猫になりたくなったら」
江戸 雪「ぬいぐるみが古びてきたら」

特集 大滝和子の短歌を読もう
新作三十首=大滝和子「ウォークの問い」
エッセイ=石川美南「3は大滝和子の3」
一首評=吉田恭大/土井礼一郎/帷子つらね/浦河奈々/菅原百合絵/佐藤弓生/平岡直子/遠藤由季

講演再録・現代短歌シンポジウム「歌はどこから来て、どこに向かうのか」
吉川宏志「一九七〇年代の短歌と〈今の歌〉」

連載
吉川宏志「1970年代短歌史31」
仁尾 智+宮田愛萌「猫には猫の、犬には犬の シーズン2」3

書評
染野太朗|大松達知歌集『ばんじろう』
永井祐|工藤吉生歌集『沼の夢』
中村幸一|吉村実紀恵歌集『バベル』
奈良橋幸子|佐柄郁子歌集『旅路の果て』
湊明子|中村崇子歌集『桜もみぢ』
大森悦子|岡田恭子歌集『しずかだね』
三枝浩樹|内藤明『三年有半』

短歌時評=川島結佳子「枠の外に出るには?」

作品季評(第131回・前半)=栗木京子(コーディネーター)/田村元/錦見映理子
北山あさひ「うるせえドライヤー」/内藤明「栖」/楠誓英歌集『薄明穹』

歌集歌書評・共選=吉村実紀恵/上條素山
短歌研究詠草 永田和宏 選
特選 坂本捷子
準特選 青山奈未/柳村知子/野田香織/富永弘/柴田和彦/七里松枝/須藤ゆかり/大橋弘志/南出美由紀/古川洋子/藤田健二/松田花/真田ふさえ/今枝美知子/池原優斗/鈴木れい子