セルフメンテ、はじめました。考えすぎるわたしが考える考えすぎない健康法

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あらすじ

さっと読めるミニ書籍です(文章量10,000文字以上 11,000文字未満(10分で読めるシリーズ))

【書籍説明】

あなたは週にどのくらい掃除をするだろう。

部屋が散らかっていなくてもこまめに掃除をする人もいれば、汚れが気にならないと掃除しない人もいる。

少しの汚れであれば簡単に取り除けるが、それが長年積み重なると汚れは染みついて取れなくなってしまう。

もし精密機器に汚れが付着していたとしたら、故障の原因になるかもしれない。

もし車を所有していれば車検があり、定期的にメンテナンスをする。

そうしないと、不具合があってからでは取り返しがつかないからだ。

私たちの身体も似ている。

心も身体も老廃物(=ストレス)を放置しすぎると不調をきたすため、生活に支障が出ないうちに対処することが必要だ。

定期的にメンテナンスをして常に健康状態を維持している人もいれば、ストレスを自覚した時に対処する人、ストレスを感じながらも自分の中にため込む人も多いだろう。

心と身体の老廃物はパッと見てわかるものではないため、どうしても自分のメンテナンスは後回しになりがちだ。

何が正しい、間違っているということではなく、無意識に身体と心を酷使しないよう、自分に合うストレス対処方法や定期的なメンテナンス方法を考えるきっかけになればと思う。


【目次】
今こそセルフメンテが必要
社会が変化する中で変化する人間
他者との比較に優劣は必要か
社会はみんな違ってみんないい
他者を変えようとしない『課題の分離』
負荷を減らす『引き算思考』
巷でよく聞く『マインドフルネス』とは
日常にある“いま、ここ”の体験
自分なりのセルフメンテが心地よい
一番大切にしたい『ほどほど思考』


【著者紹介】
高橋あこ(タカハシアコ)

臨床心理士/公認心理師。
これまで児童相談所、療育センター、学校巡回相談といった福祉・医療・教育の分野で、お子さんの心理検査や保護者支援を行ってきた。
現在はフリーランスとして幅広く活動している。