ぼくと初音の夏休み
掌編小説 1,540円
あらすじ
――これは、ぼくたちの再生の物語
胸に秘めた重荷が、「青」に解き放たれる!
注目の140字小説家・長編デビュー作
いくつもの謎と伏線――泣いて笑って一気読み!
小説投稿サイト「ノベルアップ+」総合1位(2024年2月4日)
高校1年生の夏休み、逸見千尋は朝の浜辺で変わり者の同級生、北條初音と出くわす。セーラー服のスカートの下に赤いジャージを履き、ゴミを拾い集めていた。逃げようとしたがつかまって、千尋は初音に巻き込まれる。なぜ初音は奇妙な姿で「美化活動」をしているのか、千尋が上手く人と関われなくなった理由とは――。千尋と初音、そしてそれぞれを取り巻く人物たちの重い「過去」が次第に明らかとなり……。
湘南を舞台にしたひと夏の物語。