行動を起こし、持続する力 モチベーションの心理学

購入した作品の読み方

あらすじ

人生をいきいきと生き抜くためのヒント

「褒美をもらうとモチベーションが高まる」「子どもはたくさん褒めて伸ばせ」「レベルの高い学校に行ったほうが学習意欲が高まる」「悲観的に考えると失敗する」「要は意識の持ち方次第だ」・・・ どれも、一般的に信じられている常識です。でも、心理学の世界では、このようなモチベーションの考え方を覆す知見が、次々と発見されています。その発見とは? モチベーションを高めるとうたう自己啓発本はたくさんありますが、心理学の知見をきちんと踏まえた一般書は、意外にもほとんどありません。新しい心理学の成果をわかりやすく理解できる待望の一冊です。

【目次】
行動を起こし、持続する力――目次
第1章 モチベーションとは

第2章 アメとムチの隠された代償

第3章 ほめることは効果的?

第4章 自律性とモチベーション ─ 自己決定理論

第5章 小さな池の大きな魚効果

第6章 人との比較の中で形成されるモチベーション ─ カギとなるのは有能感

第7章 悲観的に考えると成功する? ─ ネガティブ思考のポジティブなパワー

第8章 無気力への分かれ道 ─ 原因帰属

第9章 モチベーションも目標次第

第10章 無意識とモチベーション

【著者】
外山 美樹
筑波大学人間学群心理学類教授