元少子化大臣が解説する異次元の少子化対策

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あらすじ

2023年の年頭に岸田文雄総理が掲げた「異次元の少子化対策」。筆者である小倉將信少子化大臣を中心に、その具体策が検討され、こども予算を今後3年間で3.6兆円増やし、2030年代初頭までにこども予算を倍増させるという規模・スピード面でみても、いまだかつてない少子化対策が打ち出されることになった。政府が今の少子化の現状と課題をどのように分析し、どのような議論を経て、この先10年近い少子化対策の方向性を決めるに至ったか、議論の中心にいた筆者だからこそ語ることのできる内容となっている。少子化対策のこれまでの議論の経緯や、各国の少子化の取り組みについても解説しており、学生や行政の方々にも役に立つ入門書。