余命一ヶ月から生還した医師が伝える 生命力の磨き方
保田賢児 1,210円
あらすじ
38歳で、右肺から心臓にかけて大きな悪性腫瘍が見つかり、余命1ヶ月を宣告された整形外科医の著者が、「健康は自分で創る」と決意。医療任せにするのではなく、「内なるドクター」と対話し、体や魂からのメッセージに耳を傾け、見事に寛解した。その体験から得た情報を多くの読者に伝えることが医者である自分の使命だと決意し、本書の執筆に至った。
本書はいわゆる健康読本とは一線を画した「真の健康」を手に入れるため指南書であり、自分の生き方を見直すための自己啓発書でもある。古代から続く世界の健康法や、エドガーケイシー療法、食事療法、呼吸法、瞑想法など専門的知識も織りまぜながら、自分で健康を創ることの重要さを紹介する。
全体は15章から成っているが、どの章から読んでもわかるようになっている。興味のあるところを重点的に読んでもいいし、専門的すぎるところは飛ばし読みしても良い。書かれている全ての健康法を実行する必要もない。
全て読み終えると、健康に対する意識が変わっていることに気がつくだろう。意識が変わったことによって、自らに合った健康法を自然に選び、実行する力が身についているに違いない。