社会学のまなざし(シリーズ「知のまなざし」)
ましこ ひでのり(著) 1,870円
あらすじ
「社会」を読みとくための社会学入門
「社会学のまなざし」は、何をみようとし、何をてらしだそうとするのか。そこから、「社会」は、どのようにみえてくるのだろうか。本書は、「社会学のまなざし」の基本構造を紹介するとともに、「まなざし」が映し出すあらたな社会像を具体的に示していく。
1 社会学のまなざし(「近現代の特殊な時空としてみる」;「自由は不自由」;かわらない社会がなぜかわる ほか)
2 社会学という「知のわくぐみ」(社会変動論:「現代社会」という、流動しつづける時空;役割論/ライフコース論:「現代社会」のなかで激動する人生;社会学的身体論:「現代社会」のなかで激変する心身)
3 知の回路(自由と平等をめぐる社会現象:自由主義/資本主義/福祉社会;産業社会の動態:産業革命/グローバリゼーション/マクドナルド化;優生思想とその周辺:血統意識/民族意識/国民意識 ほか)
4 社会学という「知の回路」のための10冊