歴史民俗学 No.10:雑学の冒険
あらすじ
――掲載ページより「まえがき」――
『歴史民俗学』創刊10号を記念し、ここに特集号「雑学の冒険」をお送りします。歴史民俗学研究会の会員が、ここ一年ほど間に、ヒマをみて書きためたものを編集したものです。研究の余録あり、趣味的な情報あり、たまたま仕人れた知識あり、これからの研究のアイディアありと、内容はまさに種々雑多です。これらをほぼ年代順に配列してみましたが、項目によっては、年代区分を超えるものもあり、区分と順序はあくまで目安であることをお断りしておきます。従来の雑学本より、記述はやや専門的、またはややマニアックかもしれませんが、むしろそこを、本書の特色として位置づけたいと思います。雑学の可能性を探るための試みとして、ご理解いただければ幸いです。本会(歴史民俗学研究会)は、限りなく開かれた研究会です。また、機関誌『歴史民俗学』も限りなく読者の万々に開かれています。論文、報告、資料、コラムなど、形式を問わず、投稿をお待ちしています。本誌は、年四回発行(季刊)をめざしており、そのうち年一回は、この号のような「特集号」をする予定です。とりあえず次回特集号の(一九九八年一二月発行予定・原稿締切日は一◯月末)のテーマは、「埋もれた偉人・知られざる研究」(仮)です。読者の皆様にも、ぜひこのテーマでご執筆をお誘い申し上げる次第です。推しくは、本会事務局までお問い合わせ下さい。なお、巻末の「歴史民俗学研究会へのお誘い」も、併せてご覧いただければ幸いです。
ー九九八年二月一五日 歴史民俗学研究会を代表して 礫川全次
歴史民俗学研究会が総力を挙げて取り組んだ「雑学」100テーマの集大成!
古代の雑学 / 江戸時代の雑学 / 明治時代の雑学 / 大正時代の雑学 / 昭和前期の雑学 / 戦中の雑学 / 戦後の雑学 / 付録「MEET THE JAPANESE」に見る日本の光景
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