短歌研究2024年2月号

購入した作品の読み方

あらすじ

【2月の新作作品集】
三十首
米川千嘉子「不忍池、〈アイアイの森〉 」/荻原裕幸「青いひかりを借りて」/横山未来子「冬の香」
二十首
沖ななも「未使用の時間」/鵜飼康東「旋風五十年」/染野太朗「窓とオーボエ」/田口綾子「はなたば」/初谷むい「うたぱに」
十首
我妻俊樹「後編」/谷川電話「丁寧なシャツ」/門脇篤史「弔意」/鈴木晴香「目撃者」/菅原百合絵「薄暮の閨」/榊原 紘「手塩」/三田三郎「華麗なる一族」/佐クマサトシ「GPS」

【特集「芸人の短歌がアツい」】
(1)芸人の言葉力。
東直子の楽歌*楽座seasonII「コントde短歌2024」(前篇)
ゲスト=加賀翔(かが屋)/林田洋平(ザ・マミィ)/鈴木ジェロニモ/水野葵以
(2)考察 なぜ芸人たちは「三十一文字」に魅かれるのか
水野葵以「「コントde短歌」を読むことを強く薦める文章」
鈴木ジェロニモ「伝統ない短歌賞」
ゴウヒデキ「芸人と短歌の通底―面白さを支えるもの」
(3)初掲載 芸人短歌アンソロジー

発表 第四回「短歌研究ジュニア賞」
選考委員=千葉聡/佐藤弓生/佐藤りえ/寺井龍哉
小学生の部 特選=山田香乃子 金賞=秋山睦貴 銀賞=澤口夏菜子
中学生の部 特選=菅原瑞生  金賞=小池弘一 銀賞=福山玲
高校生の部 特選=飯塚大雅  金賞=池野弘葉 銀賞=宮井智明
選考座談会ハイライト(編=千葉聡)

【対談「『源氏物語』の女性像(後篇)」】
 安田登(能楽師)×三宅香帆(書評家)

連載
吉川宏志「1970年代短歌史27」
佐藤弓生・千葉 聡「人生処方歌集 55」
仁尾 智+岡本真帆「猫には猫の、犬には犬の 10」 
工藤吉生「SNSで短歌さがします 27」 

書評
菊池 裕|坂井修一歌集『塗中騒騒』
桑原憂太郎|渡辺幸一歌集『プロパガンダ史』
花山多佳子|雁部貞夫歌集『鮎』
相田奈緒|川野里子歌集『ウォーターリリー』
鈴木ちはね|土岐友浩歌集『ナムタル』
紺野万里|沢口芙美歌集『変若かへる』
島田幸典|玉井清弘歌集『山水』
北久保まりこ|山科真白歌集『さらさらと永久』

短歌時評=平岡直子「短歌にサボり方を教える」

作品季評(第129回・後半)= 佐佐木幸綱(コーディネーター)/大辻隆弘/今野寿美
永井祐「いろんな移動手段」/上村典子「ロヨラ、サビエル」/中井スピカ歌集『ネクタリン』

歌集歌書評・共選=池田裕美子/棗隆

短歌研究詠草 高野公彦 選
特選=藤田直樹
準特選=福島隆史/住吉和歌子/木村照子/八木田順峰/青柳啓子/志村佳/池崎冨実夫/北野美也子/船岡房公/樺島策子/上田正枝/宮原久美/奥田ミヨ子/橘晃弘/高橋ひろみ/黒澤信子

第67回「短歌研究新人賞」応募要項