高賃金化
田尻望 1,760円
あらすじ
本書は、1人1時間あたりの付加価値生産性を高めて、「高収益化」と「高賃金化」を一気に達成する方法を教える本です。
▼ キーエンスの付加価値経営から学んだ、稼ぐ人と儲かる組織のつくり方
「世界的に見て、日本人の給与は低過ぎる」
「日本では、ここ30年間ほとんど賃金が上がっていない」
とよく言われますが、これは、今の日本社会における非常に深刻な問題と言わざるをえません。
その問題の原因は、いったいどこにあるのでしょうか?
結論から言うと、大きな原因の一つとして、日本の会社は「1人1時間あたりの付加価値生産性」が低いことが挙げられます。
給与を上げるには、最終的に「1人1時間あたりの付加価値生産性」を高め、会社として収益をアップさせることが必須条件となります。
しかし、それは容易なことではありません。
なぜなら、そのためには個々の社員、幹部クラスの人たち、そして経営者がそれぞれの立場で考え行動し、全社一丸となって取り組まなくてはならないからです。
決して個々の社員のみが、または経営者だけが頑張って実現できることではないのです。
そこで本書では、「1人1時間あたりの付加価値生産性」を高めるために何をしたらいいのかを、
・個人やチームとして取り組むべきこと
・組織として構造改革しなければならないこと
という両面から考えていきます。
「経営者の方々」にとっては、会社の高収益化と高賃金化の両方を達成するコンセプトと仕組みを学んでいただき、社員も自分自身も幸せになるために。
「会社で働くあなた」にとっては、もっと多くの給与をもらって、経済的にも精神的にも豊かな人生を送れるようになるために。
ぜひ、本書を役立てていただけたら幸いです。
- ジャンル
- 出版社