子どもがいない夫婦が二人の暮らしを楽しむ方法。
あらすじ
さっと読めるミニ書籍です(文章量10,000文字以上 11,000文字未満(10分で読めるシリーズ))
【書籍説明】
私は、46歳。
結婚10年目ですが、私たち夫婦には子どもがいません。
DINKS(子どもを持たないで夫婦で生活をしていこう)主義ではなく、私たち夫婦には、子どもができなかったのです。
不妊治療を始めたころは、治療さえすれば、子どもはできるだろうと思っていました。
しかしながら、子どもはできませんでした。
その原因として36歳という私の年齢と、私の病気である脳腫瘍が関係していると思います。
脳腫瘍の「後遺症」として、「てんかん(脳内に過剰な電気的興奮が伴って、その興奮状態から転倒やけいれんなどが起きる)」という発作が頻回に起きるようになってしまったのです。
「てんかん発作」を抑えるのは、服薬なのですが、その薬が胎児に影響することはないだろうかと心配でした。
結局2年間くらい不妊治療をして、子どもをもつことができずにあきらめました。
私たち夫婦は子どもがいなくても、何かほかのものを大切にして仲良く暮らしていこう。という話合いをしたのです。
私に起こる「てんかん発作」をコントロールしながら、暮らしていかなくてはならないのです。
ムリをせず、子どもに代わる「大切なもの」を探しにいきました。
その答えとして、「家(自宅)」を購入しようということに話がまとまりました。
【著者紹介】
藤佳(トウカ)
40代半ばの主婦。20代前半に脳腫瘍である「髄膜腫」に罹患し、現在も経過観察中。
脳腫瘍が分かったあと、社会福祉士を取得し、高齢者や困窮者、障害者などの悩める方の相談、アドバイスを行ってきました。
自分と同じ難病や障がいのある方と、悩みや辛さを共有しています。
著書に
「ヘルプマークの裏側 「『髄膜腫』と『てんかん発作』」
「どうして私なの?『髄膜腫』になり、てんかん発作も併発するようになったけど、人生を謳歌しています」
(MBビジネス研究班)があります。
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