手術件数1000超 専門医が教える がんが治る人 治らない人―――病院は3つのポイントで選べ!

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あらすじ

突然ですが問題です。
ガンになったとき、
「ガンを克服する人」と「命を落とす人」、
今はどちらが多いと思いますか?

答えは、
「ガンを克服する人」です。
国立がん研究センターの最新データでは、
ガン患者全体の5年生存率はおよそ70%、
10年生存率は60%近くまで向上しているという結果が出ています。
つまり、ガン患者のうち6割の人は治るのです。
医療の進歩によって、「ガン=死の病」というのは、
過去のものになりつつあります。


■その選択で生死が決まる!
・がん治療は「筋肉の量」で決まる。
・病院は3つのポイントで選べ!
・長時間の昼寝はあぶない。
・がん治療を変える「免疫チェックポイント阻害剤」とは。

ガンが早く発見され、手術がうまくいったとしても、
一部の患者さんは、残念ながら、数年以内に再発して命を落とします。


一方、手術と抗がん剤の併用治療を行い、再発・死亡リスクが高く、
かなりがんが進行した状態の患者さんの中には、5年~10年以上元気に暮らしている人がいます。
同じ臓器の同じステージのガンであっても、患者さんによって治療経過がまったく異なるのです。
そこで、20年以上にわたり多くのがん患者の治療にたずさわってきた著者に、
がんを克服した患者の共通点を明らかにし、がん治療を始めるまえに知っておきたいメンタルの整え方、
正しい情報の集め方などについて解説していただきます。


■目次

第1章 患者の「受け入れる力」が、その後を決める
ガンが治る人 →→→ ガンを受け入れ、早く立ち直る
ガンが治らない人 → ガンを受け入れられず、引きこもる
ガンが治る人 →→→ いつも最良のシナリオを心に描く
ガンが治らない人 → いつも最悪のシナリオを心に描く
ガンが治る人 →→→ ガンを克服する「解決策」を考える
ガンが治らない人 → ガンになった「原因」ばかりを考える
ガンが治る人 →→→ まわりの人を頼り、感謝できる
ガンが治らない人 → まわりの人に相談せず、1人で抱え込む
ガンが治る人 →→→ ガンになって「得たもの」に気づく


第2章 ガンを治すための正しい「情報」の集め方

第3章 ガンを治す人は「コミュニケーション」で味方をつくる

第4章 手術・治療をのりきるための「体力」づくり

第5章 ガンを治す人は、こうして「免疫力」を高める
■著者 佐藤典宏