日本でいちばん大切にしたい会社7

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あらすじ

ベストセラーシリーズ「日本でいちばん大切にしたい会社」第7巻。
「人にやさしい経営」の重要性、認知度が高まり、
「働き方改革」の時代の流れに合わせて多くの企業が「いい会社」への関心を高める中、
シリーズ第7巻目を刊行。

■掲載企業
・陰山建設(福島県郡山市)
 日本一の献血活動 を36年間欠かさない、心優しい会社の心優しい経営
 
・昭和測器(東京都千代田区)
 頑固一徹。中小企業のたいまつを自分の手で灯し続ける会社

・フジイコーポレーション(新潟県燕市)
 優しさが大家族的経営につながり気が付けば150年企業に

・NPO法人六星(静岡県浜松市)
 人生を取り戻すためにつくられた視覚障がい者の方たちの楽園

・ツマガリ(兵庫県西宮市)
 「利他自損の心」で日本一美味しいお菓子を作り続ける町の洋菓子店

・出雲土建(島根県出雲市)
 七難八苦をものともせず炭のパワーで住環境の改善に挑む

・生活協同組合コープみやざき(宮崎県宮崎市)
 たこ焼き1個でも売る「ありえないサービス」が組員の信頼を創る

今回、取り上げさせていただいた、7社いずれの企業も、
読者に勇気と希望を与えてくれるものと確信しています。


人をトコトン大切にしている「日本でいちばん大切にしたい会社」は、
社員の子どもの数が多いばかりか、ブレることなく利益をきちんと上げ、
納税責任も果たしてくれているのです。

その意味でも「日本でいちばん大切にしたい会社」シリーズの中で登場するような
「いい会社」が、全国各地に多数、立地・集積すれば、近年言われているよう地域格差、
特に東京集中・地方の衰退という問題も同時に解決するでしょう。

こう考えれば、行政が、会社が、
そして私たち生活者が、いの一番に行うべきことは明確です。

急がれるのは、近年叫ばれている「働き方改革」ではなく、
その前提である「経営改革」「経営のあり方・進め方改革」であることを、
私たちは知らなければならないと思います。

■著者 坂本光司