短歌研究2023年11月号
あらすじ
特集「短歌ブーム」までの十年―2010年代、短歌になにが起きたか。
1=寄稿・山田航「短歌にとって2010年代とは何か」
2=ネット歌会「うたの日」育ちtoron*さんとの対話
3=短歌ネプリの現在(インタビュー=月岡烏情氏・短歌情報サイト「最適日常」管理人)
第四回塚本雄賞受賞後第一作 三十首 大森静佳「琵琶子」
作品二十首
伊藤一彦「しらたまの朝」/内山晶太「天井画」/浦河奈々「キナリノ」/江戸 雪「みっちゃん、ロンドンへ」/齋藤芳生「天球に秋」/笹 公人「牧水・短歌甲子園2023」/山下 翔「泥酔まで」
作品三十首 平井 弘「ひだりきき」
作品連載三十首 第八回(最終回)
富田睦子「変わり目の雲」/千種創一「Light-Year」/小坂井大輔「愛なんてのは」
連載 東直子の楽歌*楽座19 ザ・自由律歌会(後篇)
ゲスト=せきしろ/小島なお/平出奔
自由律短歌五十二首 せきしろ「『キミならもっとできたよね』と言われて発奮する人間だけではない」
十首の世界
左沢 森「飛んだとしてそれは自力ではなく」/上川涼子「水と自由」/川上まなみ「第六十一回吹奏楽コンクール岐阜県大会中学生の部 出演順九番」/長谷川 麟「流行」/廣野翔一「夏宵抄」/安田 茜「ガニメデ」
連載
吉川宏志「1970年代短歌史25」
安田登「能楽師の勝手がたり22(最終回)」
佐藤弓生・千葉 聡「人生処方歌集 53」
小島ゆかり「サイレントニャー」猫たちの歌物語#25(最終回)
仁尾 智+岡本真帆「猫には猫の、犬には犬の 8」
工藤吉生「SNSで短歌さがします 25」
書評
寺井龍哉|町田康著『口訳 古事記』
森井マスミ|阿木津英著『女のかたち・歌のかたち』
短歌時評=濱松哲朗「言葉の往還、意志の在り処」
作品季評 第128回・後半=小池光(コーディネーター)/尾崎まゆみ/藤島秀憲
花山周子「気流」/石川美南「冷蔵庫抄」/染野太朗歌集『初恋』
歌集歌書評・共選=大森悦子/長屋琴璃
短歌研究詠草 島田修三 選
特選=石橋佳の子
準特選=黒澤信子/古川洋子/みはらひたき/平田優子/一条安彦/小野一男/渡良瀬愛子/上野博子/小金森まき/鈴木雅信/浅井克宏/谷内文恵/奥田ミヨ子/瑞慶村悦子/福島隆史/長友聖次
第67回「短歌研究新人賞」募集要項
第4回「短歌研究ジュニア賞」募集要項