荻窪メリーゴーランド

購入した作品の読み方

あらすじ

木下龍也と鈴木晴香が挑む、現代短歌の新境地。
言葉の魔術師たちが紡ぎ出す虚構のラブストーリー。
ふたりが演じる彼らは誰なのか。どこにいるのか。
そしてどんな結末を迎えるのか。
目撃せよ。

過去の「恋」をしなかったことにはできなくて、
それを「なくて」もよかったと思えるほど、僕は強くない。
――木下龍也

美しさと逞しさ、正常と狂気がメリーゴーランドのように、
回転灯のように、走馬灯のように回転し続ける世界。
ほんとうの恐ろしさは、それが終わらないことにあるのかもしれません。
――鈴木晴香

※電子版は【通常版】のみとなります。また、電子版は紙版と若干装丁が異なります。