Pen 2023年 7月号

購入した作品の読み方

あらすじ

特集 みんなの谷川俊太郎

谷川俊太郎の「ことば」は、普遍的である。詩をはじめ、絵本、翻訳、校歌まで、
出合いや形はさまざまに、谷川俊太郎という詩人が生み出してきたことばは、
老若男女問わず、私たちみんなの暮らしのそこここに息づいている。
4月から東京・立川のPLAY! MUSEUMで『谷川俊太郎 絵本★百貨展』もスタートし、全国を巡回。
今回、展覧会の見どころから、インタビューはもちろん、ご自宅で見つけた思いが宿った品々、
そして、谷川作品を愛してやまない10代から101歳までの俳優・作家・ミュージシャンらが登場し、
思い出の谷川作品について語ってくれた。いつの時代も古びることなく語りかけてくれる、
谷川俊太郎の「ことば」をいま改めて見つめ直し、その魅力を未来へとつなげたい。

みんなの谷川俊太郎
ことばを体験する展覧会、谷川俊太郎の絵本の世界
宇宙の手触りを求めて、ことばを紡ぎ続ける
谷川邸で見つけた、輝きを放つ愛しきものたち

■世界を広げ、みんなとつながることばの力
音とことば:谷川賢作(音楽家)
心とことば:枡野俊明(僧侶)
子どもとことば:増田喜昭(「メリーゴーランド」店主)、筒井大介(絵本編集者)
ほか

■あらゆる世代を魅了する、谷川作品の魅力とは?
白鳥玉季(俳優)/上白石萌歌(俳優)/アオイヤマダ(ダンサー)
マヒトゥ・ザ・ピーポー(音楽家)/坂本美雨(ミュージシャン)ほか

■書くこととことばについて、いま僕たちが思うこと
尾崎世界観(ミュージシャン)×木下龍也(歌人)×武田砂鉄(ライター)

「最大級に透明な詩人」 最果タヒ
谷川俊太郎さんとの思い出を綴る 沢野ひとし
若き日のスナップが伝える、詩人の出発点

【綴じ込み付録】 谷川俊太郎作品選集 1952-2023
ほか