天文ガイド2023年5月号

購入した作品の読み方

あらすじ

【2023注目の天文機材はこれだ】
井川俊彦
4年ぶりにリアル開催となったCP+2023。
会場に出展した天文メーカーのブースでは、多数の新製品や参考出品が展示されました。
注目の天文機材をピックアップして詳しく紹介します。
会場で行われた天文関連セミナーでの様子も紹介します。

【期待の新彗星C/2023 A3ツーチンシャン・ATLAS彗星】
中野主一
2024年10月に増光が期待されるC/2023 A3ツーチンシャン・ATLAS彗星。
近日点通過後の10月11日以降、夕方の空で観測条件がよくなり、
10月12日には地球に0.47auまで接近し、彗星は1等級前後の明るさで観測できることが期待されます。
注目の彗星の詳しい情報を紹介します。

【4月20日の部分日食】
早水 勉
4月20日に小さな食分ながら、久しぶりの部分日食が日本の一部で見られます。
次回、国内で見られる日食は2030年、北海道で金環食となる日食まで見られない。
この貴重な機会を逃さずぜひ見たい現象です。観測のための詳しい情報を紹介します。

【星の楽しみを教えてくれた 藤井旭さん-その活動を振り返る 後編】
大野裕明、冨岡啓行、協力:岡田好之
2022年末に逝去された藤井 旭さんの活動を振り返ります。
1960年代から天体写真家・イラストレーター・文筆家として星の世界で活躍した藤井 旭さん。
その幅広い活動は天文仲間たちで思い付いたアイデアから生まれました。
今回はハレー彗星キャラバンと南天の天文台創設について振り返ります。
また、天文ガイドに掲載された藤井さんの記事も紹介していきます。