四国遍路 別格二十霊場

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あらすじ

今年2023年は空海生誕1250年です。
四国では弘法大師・空海のゆかりの地、88か所のお寺「四国八十八箇所霊場」が有名ですが、その他にもたくさんのゆかりの地があり番外霊場として人々に信仰されてきました。その番外霊場のうち20のお寺が集まって、1968年(昭和43年)に霊場として創設されたものが四国別格二十霊場です。徳島県6箇寺、高知県1箇寺、愛媛県9箇寺、香川県4箇寺の全20箇寺。四国八十八箇所霊場に四国別格二十霊場を加えると88+20で108になり、人間の「百八煩悩」と同じ数になり「煩悩を取り除く」とされ、両霊場を合わせて参拝するとよいとされています。
また、二十霊場には空海伝説が多く残されていて、これも本書では詳しく紹介しています。
霊場巡りのガイドブックとしても活用できますが、お寺にまつわる空海伝説の本としても楽しんでいただけます。