鉄道員という生き方

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あらすじ

協力しながらゴールへ進む鉄道員は
可能性とやりがいに満ち溢れている

鉄道業界の歴史や仕事内容を一望し、特殊な職種ならではのエピソードや、仕事の魅力、一日の過ごし方を紹介。また、鉄道員を目指す人たちへ向けて、鉄道会社への就職や、職業適正、業務への心構えも解説します。

【目次】
目次
■はじめに――鉄道員として何をしてきたのか
■1章 幼少期から鉄道員になるまで
「丸ノ内線」色の自転車
岩倉高校へ入学して線路そばに下宿
インターンシップの乗客対応で冷や汗
就職せずに大学で交通経済を学ぶ
バブルが弾けて就職に苦労
■2章 鉄道員という生き方
初の泊まり勤務は大晦日
駅係員の仕事でカップルの喧嘩の仲裁も
車掌になるために師匠とマンツーマン
鉄道員は「組織図」ではなく「家系図」
運転士試験のチャンスは1回きり
サービス介助士の資格を取る
資格取得や業務研究に大忙しの運転士時代
「定年後のつもり」で教員免許を取得
業務研究発表会に参加
「欠員があるからやってみない?」で教員に
学外のイベントもコーディネート
コロナ禍にさまざまな資格取得を目指す
メディア活動など学校外の活動も盛んに
会社を越えてつながる人脈
生徒にもさまざまなことを体験してほしい
鉄道を中心に人の輪がつながる
■3章 鉄道員の仕事
「人」が支える鉄道の仕事
<1>現場勤務のプロフェッショナル職
養成所の教師という仕事も
<2>現場を支える事務職
異動のサイクルやキャリアパス
鉄道会社以外での鉄道の仕事<高校教員>
利用者自身が防ぐことができる鉄道のトラブル対処例
■4章 鉄道員になるには
昭和から平成、令和へ時代による採用の変化
増える非鉄道の仕事
高卒採用、専門学校卒採用、大卒採用の違い
東京都交通局や市営地下鉄などは公務員として採用
充実したキャリア支援が鉄道専門校のメリット
JRの採用は一発勝負?
新幹線の運転士になるには
鉄道員になるための条件
高まる技術系の仕事のニーズ
中途採用、鉄道会社への転職
鉄道員の年齢の幅や昇格のプロセス
鉄道員を辞めてしまう人
鉄道員に必要なスキル
鉄道員の覚悟
岩倉高校の取り組み
■5章 これからの鉄道員
グローバル化する鉄道業界
以前より異動が増えた鉄道員の仕事
最近では高卒者も駅以外への配属も
駅業務は人が減り、技術職のニーズが高まる傾向に
車掌から運転士へのキャリアパスも変化
進む女性採用
変化の中で必要とされる人材
リアルな体験がその後の人生を変える
鉄道開業150年を迎えて
■おわりに――いつでも鉄道員になれる!