初代北町奉行 米津勘兵衛〈八〉 風月の記

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あらすじ

『信長の軍師』シリーズの著者が贈る 江戸黎明期の騒然捕物帳!
勘兵衛、霞の中に消えた妖艶な美女を追いかける!
哀愁の“鬼勘”犯科帳!

北町奉行就任以来、初の三河への墓参を無事に済ませた米津勘兵衛。新たな密偵も加わり、江戸の治安をさらに強化させていた。
そんな勘兵衛のもとに届いた一通の書状が奉行所を困惑させる。送り主は後醍醐天皇の側近で伊勢の名門北畠家の所縁のものだったのだ。勘兵衛は請われるままに密会する。
一方、湯島天神界隈に妖艶な女が出没するようになり……。