学研・進学情報2022年10・11月号
購入した作品の読み方あらすじ
(1)「一般論では見えてこない個々の具体性に目を凝らす」(東京工業大学・伊藤亜紗教授)――今年度入試で多く出題された『「利他」とは何か』(集英社新書)の編著者である伊藤亜紗教授に、「利他」をはじめとするものの見方を語っていただいた。(2)2023年度入試に向けて「小論文対策研究会」――(株)Gakkenが高校の先生向けに開催している「小論文対策研究会」の内容をレポートする。2022年度入試ではコロナ関連の問題が多数出題されたが、2023年度はAIや民主主義を論じる新視点に注目。(3)コロナ禍のオンライン授業活用術――コロナ禍で学校が休校になった際にオンラインによる遠隔授業を積極的に取り入れた学校がある。今後も感染症の拡大や自然災害の際に、フレキシブルにオンライン授業に切り替える体制を築いておくことが求められ、先進的な実例から、そのポイントを紹介する。(4)三重県立津西高校の小論文指導――国公立大学の入試小論文では付け焼刃の対応では太刀打ちできない。三重県立津西高校の1年生から3年生まで継続して行われる小論文指導を紹介する。(5)初歩からの小論文指導(4):重要性を増す資料型小論文の書き方――大学入試の比重が思考力や判断力の一部である「情報処理力」が問われ、資料型小論文の出題頻度が高まっている。そこで資料型小論文の取り組み方を伝授する。
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