フットボール代表プレースタイル図鑑

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あらすじ

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ワールドカップ出場国+αの35カ国が実装する[流儀][個性][こだわり]の血統書



欧州の20クラブに宿るそれぞれの哲学を解剖した『フットボールクラブ哲学図鑑』の代表版!! 今作は各代表が表現する「プレースタイル」に焦点を当て、どのようにして現在のプレースタイルに辿り着いたのか、その変遷を辿る。2022年カタール・ワールドカップに出場する32カ国+イタリア、コロンビア、ウクライナを加えた全35カ国の「流儀・個性・こだわりの血統書」がここに。



【構成】

まえがき



代表地図



代表年表



「ワールドカップ優勝国」のプレースタイル

Iブラジル 美しさと芸術がもたらす理想と現実

IIドイツ 規律と自由の間で揺れ動く伝統

IIIフランス 多様性ならではの特徴がない特徴

IVアルゼンチン メノッティとビラルドの対極的シャッフル

Vウルグアイ 国情と符合する家族のような結束力

VIイングランド 自らも否定している異質すぎる「DNA」

VIIスペイン 尖鋭性が玉に瑕の早すぎる先駆者

VIIIイタリア 脱カテナッチョが推し進める第三形態



「ワールドカップ優勝未経験国」のプレースタイル

[グループA]

Iオランダ 個人主義がもたらす結束力の弱さ

IIカタール 「スペイン」という言語で多様なルーツを束ねる

IIIエクアドル 同じイエローの高地のコロンビア

IVセネガル ヨーロッパ型の組織力にメツが「尊重」を注入



[グループB]

Iイラン アジアを超越した別格の重量感

IIアメリカ 英国と北欧に近いハードワークと組織力

IIIウェールズ 強豪に与しやすい守備型イングランド



[グループC]

Iメキシコ 可変式がもたらすユーティリティ性

IIサウジアラビア 強度が足りないアジアのブラジル

IIIポーランド 劣勢耐性のある堅守速攻型



[グループD]

Iオーストラリア 常に先を見据えるアップデート力

IIデンマーク 先進性が生むハプニングへの強さ

IIIチュニジア フランス色の強い全方位型



[グループE]

I日本 勝利につながらないらしさとの葛藤

IIコスタリカ 中堅国が見習うべき弱者の戦法のお手本



[グループF]

Iベルギー 小国の知恵から生まれた例外的個性

IIクロアチア 数多くの職人を要する代表版レアル

IIIカナダ 多様的でも損なわれない英語圏らしい機能性

IVモロッコ フランスの影響を受ける技巧派の流れ



[グループG]

Iセルビア 自信過剰から来る集中力の危うさ

IIスイス 継続される手堅さと奔放さ

IIIカメルーン 欧州と南米にはない偶発的な魅力



[グループH]

Iポルトガル コントロールできつつある最高レベルの技術

II韓国 改革に抑えられるアドレナリンの発露

IIIガーナ ヨーロッパナイズされたソリッドな組織力



【番外編】

Iコロンビア 世界に例を見ない社会情勢との符合

IIウクライナ クラブからもたらされた基盤と原動力