「ほどほど」な距離感が丁度いい!腹八分目より五分目人間関係がベストな理由。
あらすじ
自分にはどうにもならない問題はどうすれば解決するでしょうか。
熟考して大枚叩いて買い物したのに、後からいい商品が出てきて損をした。
長年勤務していて従業員だけでなく取引先との意志疎通も巧くいっていたのに、ある日突然トップと経営方針が代わり、冷遇されたが転職できない。
貴方は、こう思うかもしれません。
昔のように物事や人間関係の選択肢の幅が狭ければこんなに悩むこともなかったかもしれないと。
SNSやコロナ禍による急速なリモートワークの普及により私たちは『知らなくてよいこと、必要以上に距離を縮めなくてよい人』とまで心理的に距離を縮めてしまいました。
ほどほどに関われば心がザワつくこともなかったのにと思うことはありませんか。
この本は、そんな貴方のために書きました。
今までの著作では、自分自身を取り巻く何かと面倒な人、利益を優先する強気の小心者に振り回されないための処方箋を紹介しましたが、
今回はその他に物の選び方にまつわる欲との闘い方について解説したいと考えています。
私たちの生活は便利になり、何事も大企業や政府が先回りして利便性を追及したものになりました。
選択肢も増え私たちは豊富な資源という選択肢の砂漠に放り出されたも同然です。
選択肢の多さや便利であることが満足感や幸福感につながりませんし、365日同類と共にいては人として進歩しません。
人間関係も物の選択肢も腹五分目の方が健康かつ満足に生きられます。
自分と生き方の違う人を思いやる余裕がうまれるのです。
この本を読んだ後に、貴方の物事への執着が薄れ、1週間、3日、1日の中で1つでも不必要なルーティンワークが減れば幸いです。
沖倉毅
【目次】
どうにもならない人間関係の問題はなぜ起きるのか
心のバイアスを取り払い合理的思考を身に着ける
選択のパラドックスがあなたを不幸にする
腹八分目より腹五分目の人間関係を目指す5箇条
ほどほどの人間関係は誰も縛らない
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