遺品整理士が教える 遺す技術と片付けの極意 家族の負担を減らす生前整理のすすめ
購入した作品の読み方あらすじ
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★ 後悔しない&させないための「上手な遺し方」。
★ 「自由に処分してもらってかまわない」よりも
「こうしてほしい」を伝える。
★ すっきり身軽に、豊かに生きるために
「体力」と「気力」、「判断力」があるうちにはじめたい!
★ 急なライフスタイルの変化による家の片づけは、
誰にとっても負担が大きいもの。
日ごろのコミュニケーションと早目の着手を。
★ 生前整理に役立つ
相談や断捨離の知識も紹介!
◆◇◆ 本書について ◆◇◆
「処分してもらってかまわない」。
本人はそう思っていても、
家族を亡くしたご遺族は、
喪失感からなかなか手がつけられず、
結果、処分や片づけが長引いて負担になる、
といったことが、遺品整理の現場ではよくみられます。
あるいは、兄弟姉妹のなかで、
その言葉の受け取り方や遺されたモノに対して温度差があって、
遺品整理をきっかけに仲が良かった関係がぎくしゃくしてしまう、
といったケースもあります。
仕分けや片づけがされないまま、
持ち主/権利者がいなくなった家やモノの整理というのは、
それだけ大変なものなのです。
家族にそうした思わぬ負担をかけず、
遺品整理を「思い出と向き合う最後の時間」
としてもらうために大切なのは、
「こうしてほしい」を明確に伝えること。
そして、自分自身で片づけを進めておくこと。
整理の中で重要なのは、「仕分け」です。
すぐに「処分」することは抵抗があるなら
「仕分け」からはじめてはいかがでしょうか。
本書では、「仕分け」の具体的なコツも
多く紹介しています。
何より、片づけや生前整理には、
体力と気力、そして判断力が必要ですし、
家族・親族のコミュニケーションも欠かせません。
どんな「生前整理」が家族の負担を
減らすことにつながるのか。
喜んでもらえるのか。
ぜひ本書をきっかけに考えてみてください。
◆◇◆ 著者からのコメント ◆◇◆
私たちは、生きていく上であらゆる人間関係のもとに
人生が構築されていきます。
その中で、切っても切れないのが親子の縁、
兄弟の絆です。
いつかはくる別れの時に、
あなた自身も子供や親族に遺品整理を
託さなければならないという状況になるでしょう。
その前にまず、親、兄弟の遺品整理を
する方が先かもしれません。
そんな時、いったいどのような気持ちで、
どのように対処していけばいいのでしょうか。
そこにはさまざまな難しい現実問題が
発生していきます。
人間一人がくらしていた生活のすべてを
整理するということはとても大変なことです。
決して頑張りすぎないこと。
プロのコツを知り、そして実際に整理業者を
上手に活用することで、
「いい準備、いい生前整理ができた」
といえるような方法を選んで頂きたいと思います。
この本がお役に立ちますことを願っております。
一般社団法人遺品整理認定協会理事長
木村 榮治
◆◇◆ 主な目次 ◆◇◆
☆ 序 章
今できる「遺す技術・片づけ」
* いま、なぜ「遺す技術」なのか
* 「遺す技術」とは
* 突然の遺品整理は苦労も多い
・・・など
☆ 第1章
身近な人が亡くなったとき
何が起きるか、どうすれば良いか
遺される側からcheck!
* 遺される側から見た「実家の片づけ」
* いつ、誰がやるのかスケジュールを立てる
* 相続について決める
* 不用品の処分、ゴミ出し