魅せる日本舞踊 美しい所作と表現を磨く

購入した作品の読み方

あらすじ

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★ お稽古から舞台まで
活かせるように、
意識すべきポイントや
上達のコツを詳しくわかりやすく
豊富な写真と解説でお伝えします。


◆◇◆ 監修者からのコメント ◆◇◆

日本舞踊は「礼に始まり礼に終わる」
というように、
相手を敬う「礼儀」を大切にしています。
このような精神の元に
人から人へと受け継がれてきた
日本舞踊ですから、
お稽古をするとなんとも言えない爽快感を
味わうことができます。

本書を通じ、そんな日本舞踊の魅力を
たっぷり感じていただききたいと思います。
これから始めようと思っている方、
始めて間も無い方にはもちろんですが、
お稽古を続けているけれど少しスランプ気味な方や、
飽きてきている方にも、視点を変える意味で
ぜひ手にとっていただきたいと思います。

本書で扱っている内容はあくまで
私の習ってきたものをまとめたものですので、
これだけが正解であるとは限りません。
それぞれのお稽古場で教え方が異なるのは当然ですし、
逆にそれが幅のある伝統芸能の魅力だと思っております。

本書がきっかけとなり、
皆さまと日本舞踊の縁が
より深く結ばれますことを切に願っております。

二代目 花柳輔蔵


◆◇◆ 主な目次 ◆◇◆

☆第一章 基本の動き
* リラックス
* 座る
* 礼
* 立ち座り
* すり足
* かけまわり
* 足の踏み方
* 手の基本
* しなやかな所作の基本 女の胸の使い方
* 足の基本
・・・など

☆ 第二章 扇子を使った基本の動き
* 扇子について
* 扇子の開け閉め
* 扇子の持ち方
* 要返し
* 扇子で指す
* 扇子の仰ぎ方
* 散らす・かすみを引く
* 波
* 風車・とんぼ
* 扇子の見立て
・・・など

☆ 第三章 よく使われる手踊りの振り
* 姿見
* かくれる・世の中(世間)
* 大手打ち・入れこみ
* かいぐり
* 心、くねりざし
* 帯締め
* くぐり廻り(こぐり廻り)
* かむろ振り
* 六拍子
* 踏み出し・見得
・・・など

☆第四章 扇子を使う中・上級の振り
* 角とり
* 尺とり
* 華開き
* 風
* 花平太
* 構え衣紋
* たっぱい(かっぱい)
* 袖左右+結び扇
* かぶり込み+さし込み
* 首左右+かぶり込み
・・・など