みんなが知りたい! 地球の資源とエネルギーのしくみ 利用の歴史から脱炭素社会のことまで
あらすじ
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
★ 調べ学習に役立つ!
★ 写真や図解でやさしく解説。
★ 電気やガスはどのように作られるの…
★ 地球にやさしいエネルギーって…
やさしくないエネルギーもあるの…
★ 「次世代エネルギー」「脱炭素」について教えて!
★ エネルギーにはどんな種類があるの…
◆◇◆ 協力者からのコメント ◆◇◆
私は長くエネルギーに関する仕事に携わってきました。
そのため、現在もエネルギーに関する情報に
注目してしまうことが少なくありません。
私たちに便利で豊かな暮らしを
与えてくれるエネルギーですが、
非常に残念なことですが、
世界のどこかで起きている戦争にも
莫大なエネルギーが使われているのも事実です。
人類は太古の昔から熱や光などの
エネルギーを利用してきましたが、
18世紀の産業革命から石炭を燃やす文明が始まり、
その後も大気中に大量のCO2を排出する
エネルギーを使う文明が長く続きました。
その結果、地球温暖化という環境問題を
抱えてしまう事態を招いています。
人類はこれまで、石炭や石油などのCO2を排出する
資源をもとにしたエネルギーを使って
産業を発展させてきましたが、
世界は今、エネルギーの使用が
環境に与える影響と真剣に向き合い、
新しいエネルギーの発展に取り組んでいます。
個人である私たち一人ひとりも、
エネルギーと環境の関りを知り、
できることに取り組んでいかなければなりません。
本書では、そもそもエネルギーとは何なのか、
エネルギーをつくるさまざまな資源に
どのようなものがあるのか、
その資源からエネルギーはどのようにつくられ、
社会でどう活用されているのか、
使われるエネルギーは時代とともに
どのように移り変わってきたのか、
さらにはエネルギーと環境問題との関りなど、
エネルギーについて幅広い視点から
分かりやすく説明しています。
本書を読んだみなさんが、今を生きる自分たち、
さらには未来に生きる人たちのために、
どのようにエネルギーと向き合い、
地球環境のためにどのような行動を
とっていったら良いのか、
少しでも考えるきっかけとなったら幸いです。
「自分でできることで青い地球を守る会」発起人
北原 義昭
◆◇◆ 主な目次 ◆◇◆
☆1 エネルギーとは
* 昔の子供はロボットアニメで初めてエネルギーを学んだ!
* 人力から始まったエネルギーは今、再生可能エネルギーへ!
* 畜力・風力・水力から蒸気機関へ化石エネルギー時代の幕開け
* 化石エネルギー時代から再生可能エネルギーの時代へ!
・・・など
☆2 現代で主に使われているエネルギー
* 長い年月をかけて生き物たちが化石エネルギーになった!
* 枯れた植物からできた石炭、人類発展の産業革命を支えた
* 石油は現代社会の主力エネルギー、自動車や飛行機を動かす!
* 高騰・下落を繰り返す原油価格、国際情勢が大きく関わっている!
・・・など
☆3 地球にやさしいエネルギー
* 再生可能エネルギーとは、自然界にいつでも存在しているエネルギーだ!
* 太陽光を電気に変えて発電、クリーンな太陽光エネルギー
* 火山地帯の地球に眠る資源、地熱エネルギーを使って発電!
* 膨大なエネルギーが大きな可能性を秘めた海洋エネルギー
・・・など
☆4 エネルギーと環境問題
* 今の生活に必要な資源量が分かる、エコロジカル・フットプ