みんなが知りたい!日本の「ユネスコ 無形文化遺産」がわかる本 増補改訂版

購入した作品の読み方

あらすじ

※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。



★ 歴史と伝統を今に伝え、世界に認められた
日本が誇る文化遺産をすべてご紹介します。

◆◇◆ 本書について ◆◇◆

本書には、日本の「ユネスコ無形文化遺産」の
21件、全てを紹介しています。

歌舞伎などのメジャーな遺産から
地域に密着した小さな町の遺産まで、
ユネスコの無形文化遺産はとってもバラエティに富んでいます。
その伝統と歴史は何百年、
なかには1000年以上も続いているものもあります。

皆さんのおじいちゃんおばあちゃん、
さらには何代も前のおじいちゃんやおばあちゃんの
時代からずーっと続いていると考えると、
すごいものだと感じられるでしょう。

そして、皆さんや将来の皆さんの子どもたちが、
これらの無形文化遺産を守り続けることの大切さも
理解できると思います。

ふだんの暮らしからちょっと離れたようにも見える、
この21件の無形文化遺産に触れ合えるチャンスがあったなら、
ぜひ生で体験してみてください。

きっとユネスコ無形文化遺産の本当の姿と
意味を知るキッカケとなり、日本という自分の国の歴史に
誇りをもつことができ、伝統の重さが
明日につながっていることを体感できると思います。

ユネスコ無形文化遺産とは…

ユネスコ(国連教育科学文化機関)の総会で
採択された「無形文化遺産保護条約」に基づいて
登録される世界的に価値の高いとされる芸能や伝承、
社会慣習、儀式や祭礼、
伝統工芸技術などの無形文化財のことです。

2006年4月の条約発効に先だち、
2001、2003、2005年に
3回の「人類の口承及び無形遺産の傑作の宣言」として
登録候補が発表されており、
この候補が条約発効とともに
「人類の無形文化遺産の代表的な一覧表」(代表リスト)
に記載されました。
そして2009年9月に正式なリストが作成されました。

◆◇◆ 主な目次 ◆◇◆

☆ 「伝統建築工匠の技:木造建造物を受け継ぐための伝統技術」
ユネスコ無形文化遺産に再提案へ

☆「風流踊」ユネスコ無形文化遺産に提案へ

☆ 日本の「ユネスコ無形文化遺産」
*1 能楽
*2 人形浄瑠璃 文楽
*3 和食 ~日本人の伝統的食文化~
*4 歌舞伎
*5 雅楽
*6 奥能登のあえのこと
*7 早池峰神楽
*8 秋保の田植踊
*9 チャッキラコ
*10 大日堂舞楽
*11 題目立
*12 アイヌ古式舞踊
*13 小千谷縮・越後上布
*14 結城紬
*15 組踊
*16 壬生の花田植
*17 佐陀神能
*18 那智の田楽
*19 和紙 ~日本の手漉和紙技術~
*20 山・鉾・屋台行事
* 来訪神:仮面・仮装の神々
・・・全21件

※本書は2015 年発行の
『みんなが知りたい!日本の「ユネスコ 無形文化遺産」がわかる本』
を元に、加筆・修正を行った新版です。