NO SIGNAL 街を出て、大自然の中で暮らすことを選んだ10人の生き方
ブリス・ポルトラーノ/山本 知子 2,420円
あらすじ
ノルウェーの無人島で灯台守として暮らす、ギリシャの廃村で新しい人生を始める、
フィンランドのツンドラで犬と生きる、イランで古のペルシャ騎士の生活を守る、
モンゴルの少数民族とともにトナカイの遊牧をする、アメリカで完全な自給自足を目指す──
本書に登場する10人の多くは、都会で働いたり学んだりしていたものの、あるとき、自然とともに暮らすことを決意する。忙しない現代社会から脱出し、人の生活圏から遠く離れた辺境の地や、インフラも整わない山や無人島、廃村へと移り住んだ。
ガスも水道も電気も通っていない場所で、夢にまでみた孤高の日々を送る、満ち足りた日々。
ソローに触発された著者は、北はフィンランドから南はアルゼンチンまで、彼らを訪ね歩き、ともに暮らし、それぞれの紆余曲折と、願い通りの日々を送る今を、美しい写真と文章にまとめた。
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