夜ヨーグルトで腸内アップデート

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あらすじ

栄養学はこれまで、「1日に何をどれだけ食べればよいか」という視点で考えられてきました。
しかし、ここ数年で「時間栄養学」という新しい学問が発展し、栄養効果は食べる時間によって
変化することや、体内時計が食事に影響を受けることなどがわかってきました。
本書では、時間栄養学に基づいて、不足している栄養素をヨーグルトで効果的に補う方法や、
睡眠中の体のリペア機能を高める方法などをご紹介。また、体内発酵のメカニズムと短鎖脂肪酸の
はたらきを解説しつつ、そこで果たすヨーグルトの役割を紹介します。
さらに、夜の時間帯にヨーグルトを食べて体内(腸内)発酵を促すことが、短鎖脂肪酸生産量の増加に
繋がることを示し、“夜ヨーグルト"の有効性を読者にわかりやすく伝えます。

【主な予定内容】
●食べる時間で人生が変わる!
●体内時計の乱れは、肥満と病気の温床!
●食事のタイミングで、体内時計をセルフコントロール
●免疫力の低下も、腸内細菌の時差ボケが原因?
●リモート生活を救う、ヨーグルトのかしこい食べ方
●夜ヨーグルトで変わる睡眠力
●「夜の体内発酵」を促そう!
●覚えておきたい! 短鎖脂肪酸の秘密
●かんたん&おいしい夜ヨーグルトレシピ34……ほか


【監修プロフィール】
福田真嗣
慶應義塾大学先端生命科学研究所特任教授。2006年明治大学大学院農学研究科博士課程を修了後、理化学研究所基礎科学特
別研究員などを経て、2019年同特任教授に就任。


田原優
早稲田大学理工学術院准教授。同大学時間栄養学研究所研究員。早稲田大学理工学部卒業。同大学大学院先進理工学専攻修了。
理学博士。2015年より早稲田大学高等研究所助教、17年よりカリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)医学部助教を経て現職。
当初より体内時計の研究に携わり、新しい分野である時間栄養学の立ち上げに関わる。以来、体内時計や睡眠の変化、時間栄養学に
よる疾患の改善効果を研究。常にヒトへの応用を意識しながら、最先端の基礎研究を行っている。