非日常のあるところ。 中
大石圭(著) 110円
あらすじ
日向薫子は30歳。誰もが振り向くほどの美人で、背がすらりと高くてスタイルも抜群だった。彼女は父が興した『日向不動産』の女性経営者。人生がつまらないと感じて仕方ない薫子の唯一の楽しみは、年に何度か、とある宿を利用し、男たちに嫌と言うほど凌辱され、人格が崩壊するほどの恥辱と屈辱にまみえることだった。薫子は真性のマゾヒストだったのだ。今回は3泊の予定。初日は鏡張りの部屋で凌辱された。2日目の舞台は洋室。全裸のまま、髪を丁寧に整え、入念に化粧し、派手なアクセサリーをつけた。すると、1人の男が部屋を訪ねてくる。有無を言わさずグロテスクな首輪を付けられると、四つん這いで廊下を歩かされた。ムチで叩かれ、女性スタッフに目撃され、屈辱を味わう薫子。さらに、別の男が加わり……。