短歌研究2021年7月号
あらすじ
特集 二〇二一「短歌リアリズム」の更新(企画=山田 航)
論(問題提起)山田 航
4対論=永井祐/手塚美楽/吉田恭大/穂村 弘
新連載・東直子の「楽歌*楽座」――第1回 「一語摘み歌(前篇)」
(ゲスト大塚寅彦・上澄眠)
連続企画・篠弘インタビュー(第2回)「戦中歌人の抵抗」」
巻頭作品十首=尾崎左永子「生死雑感」
作品連載 三十首=藤原龍一郎「口に出せない習慣、奇妙な行為、その他」(第一回)/古谷智子「サピエンス」(第一回)/長澤ちづ「『お菓子と娘』」(第一回)/斉藤斎藤「群れをあきらめないで(3)」(最終回)/小佐野彈「目黒川―銀河一族VII」(第七回)
作品二十首=宇都宮敦「ライセンス」/江戸雪「sad song」/大下一真「ほのほのと」/大崎瀬都「体内時計」/奥田亡羊&tamaGO「ツイート&リツイート」/佐藤モニカ「春の旅人」/田中槐「あなにゑや、馬」/藤島秀憲「くもりのち雨の予報がはずれた五月十五日」/光本恵子「愛撫と激怒」/横山未来子「ムーンフェイズ」
作品十首=犬養楓「第四波」/北久保まりこ「砂迷宮」/笹川諒「眠りの市場にて」/社領美穂「『不撓不屈』のシャツ」/竹内亮「パスタを茹でる七分に」/竹中優子「内線表」/立花開「リノリウムの床を濡らす」/本多真弓「ポルカドットは跳ね回りたい」
特別寄稿=花山周子「石川美南の“ファンタジー”についての考察」
連載=吉川宏志「1970年代短歌史2」
連載=小島ゆかり「サイレントニャー 猫たちの歌物語2」
連載=工藤吉生「Twitterで短歌さがします2」
連載=佐藤弓生・千葉 聡「人生処方歌集30」
連載=松岡秀明「光をうたった歌人─新・明石海人論 35(最終回)」
短歌時評=平出奔「新しい読者・私たちの責任」
書評=大松達知「千葉聡歌集『グラウンドを駆けるモーツァルト』」/桜川冴子「林和清歌集『朱雀の聲』」/磯田ひさ子「藤野眞理子歌集『秋日のごとく』」/森本平「魚村晋太郎歌集『バックヤード』」/月丘ナイル「新井敦子歌集『未来へのバトン』」/源 陽子「遠山孝子歌集『カタクリの花』」
作品季評 第119回・前半=栗木京子(コーディネーター)/松村由利子/土岐友浩
(取り上げた作品=香川ヒサ「習はし」/高橋睦郎「マクベス夫人・鴎外家族・私」/谷川由里子歌集『SOUR MASH』)
歌集歌書評・共選=大沢優子/貝澤駿一
永田和宏 選 短歌研究詠草
特選 森中香織
準特選 太田宣子/石田郁男/柴田和彦/清水晴架/三井一夫/澁谷義人/中村佳/樺島策子/池田テル子/木里久南/渡辺なおみ/紺野ちあき/ぱいんぐりん/今井美紀子/後藤進/岡野はるみ