斗星、北天にあり 出羽の武将 安東愛季

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あらすじ

信長、秀吉と渡り合った智将が秋田にいた!

綿密な資料研究で初めて描き出される、知られざる英雄の人生とは!?
齢十五にして安東家を継いだ八代目当主、愛季は胸を滾らせた。
国の安寧は、民を養ってこそなせるもの。そのためにも、かつて東北有数と言われた野代(能代)湊を復興してみせる。
「載舟覆舟」の国造りを始めた愛季だが、次々困難に直面する。
檜山と湊、両安東家の統一、蝦夷との交易、中央勢力の脅威――――。
「斗星(北斗七星)の北天に在るにさも似たり」と評された稀代の智将を描く本格歴史長編。