Pen 2021年 4/1号
購入した作品の読み方あらすじ
特集:完全保存版 大滝詠一に恋をして。
カラフルな色彩感覚で、洗練された都市情景を描きながら、
センチメンタルな愁いを含んだ日本独自のポップスがある。
それは近年、“シティポップ”と評され国内外で支持されるが、
源流をたどれば、ひとつの金字塔に必ずスポットが当たる。
今年、大滝詠一の『ロング・バケイション』は発売から40年。
時代を超えて愛される名盤は、どのように誕生したのか?
大滝と同時代を疾走した盟友、関係者の証言をもとに、
本特集では希代のシンガーのこだわりと素顔を追う。
またその魂を継承し、音楽シーンを盛り上げる才能にも注目。
永い休暇を経て再び光を放つ、語り継ぐべき僕らの文化遺産。
鳴り止まない“永遠の夏”を、いまこそ聴き尽くそう!
完全保存版
大滝詠一に恋をして。
松本隆インタビュー
『ロンバケ』はなにかのド中心を突いた、そんな作品だと思う。
65年の生涯にたどる、常識破りな男の足跡。
印象的なイラストが、名作の世界を決定づけた。
8枚のアルバムに収めた、全89曲を完全解説。
亡くなった後に発見された、創作の源泉を本邦初公開。
残された言葉から、こだわりのエッセンスを知る。
専門家も唸る、『ロンバケ』リマスターの変遷。
テレビが伝えた、ナイアガラ・サウンドの魅力。
松田聖子が時を経て語る、幻のコラボ曲への想い。
大滝ミュージックの源流となった、12の原体験。
認め合う音楽家の関係は、最後まで続いた。
6人の証言者が明かす、知られざるエピソード
ソロ作限定でセレクト! 私の好きなベスト3曲。
運命に導かれ、希代のシンガーとの共作が誕生。
【特別寄稿】曽我部恵一 “永遠の夏”は、一枚の絵から始まった。
……ほか
- ジャンル
- 出版社