日本神話の迷宮 続・幾千年の時空の彼方へ
購入した作品の読み方あらすじ
「神様あなたはどこにいる?」と問いかけながら車中泊を続け、1年の過半をフィールドで過ごす旅行作家が、10年以上の取材行で感得した「神々の諸相」。
神話の彼方に史実を追い求めてきた筆者の待望の新刊が誕生!
訪ねた寺社は1千社、地元で暮らす人々に伝承を聞き、地域の資料館で裏付けをとる。
その結果、わかったことは......「日本の神様は偶像ではない! 神話は空想ではない!」。
『日本神話の「謎」を歩く 幾千年の時空の彼方へ』(天夢人刊)に続く、神様探求本第2弾は、教科書や解説本には書かれていない、神様のドラマツルギーに満ち満ちている!
本書は第1章で天地創造と生命起源に関わった高天原ゆかりの「天津神」。
第2章で地上に追放された素戔嗚尊の系譜に連なる「国津神」。
第3章で神武天皇以降の人代の人が後に神々として祀られた「人物神」について持論を展開。
日本全国津々浦々の約250社の神社に祀られた神々の謎に迫る。
さらには地域社会に根付いた民俗神や、神話に登場する神々以前の精霊や自然神などにも言及するなど、読後には読者が「神様はここにいた!」と納得できる仕掛けとなっている。
ライブな感覚で書かれた本書を読むと、神話の彼方に「今」が見える!