湖底の月 新・神楽坂咲花堂

購入した作品の読み方

あらすじ

真の顔を映す鏡、心を惑わす刀、月の浮かぶ硯……煩悩横溢の骨董に挑む、天下一の鑑定師! 古くから伝わる名硯(めいけん)をただ同然で入手し、骨董商・神楽坂咲花堂に持ち込んだ屑拾いの広吉。店主の上条綸太郎に、硯を水に沈めると月が浮かぶ仕掛けを見せられ、突然ある夢を思い出す。平城京の世、自分の花嫁が攫われる夢だった。一方、広吉を探す病身の娘がいた……(『湖底の月』)。骨董とともに舞い込む珍事件を稀代の眼力で裁く、人気シリーズ新展開の第2弾!