Pen 2020年 5/1・15合併号

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あらすじ

特集:井上陽水が聴きたくて。

シンガー・ソングライターの草分けとして頭角を現した井上陽水は、以来、
ロックの領域にも足を踏み入れ、国民的シンガーとして不動の地位を築いた現在もなお、郷愁を誘うメロディで、シニカルかつ文学的な歌詞で、色香を纏う妖艶な歌声で、常に我々を虜にする。デビュー50周年のただなかにあるこの音楽家は、なぜにこうも魅力的なのか。
いまだからこそ、陽水が聴きたい。

井上陽水 独占インタビュー「これまで、これから」をいま語っておこう。

時代ごとにアルバムと振り返る、その音楽の軌跡。
1972 1975 ポリドール・レコード時代 1976 1986 フォーライフレコード前期
1987 1998 フォーライフレコード後期 1999 2015 フォーライフミュージックエンタテイメント時代

音楽的交流が実った、粒揃いのコラボ・提供曲。
井上陽水(あきみ)がアンドレ・カンドレになり、井上陽水(ようすい) として駆け抜けた50年。
巨匠ふたりが撮影、これぞ珠玉のカット
陽水好きの人気作詞家が、歌詞で選んだ「ベスト10」

深読みすればするほどハマる、リリックの魔力。
ロバート キャンベル 日本文学研究者、国文学研究資料館長│
菊地成孔 音楽家、文筆家、大学講師│長嶋甲兵 「テレコムスタッフ」演出家、プロデューサー

イラストレーターをも触発した、“絵になる”詞。
旧友・タモリが語る、天才・陽水の知られざる顔。
名盤・名曲の誕生を、陰で支えた男たちがいた。

日本の音楽史を変えた、フォーライフ設立の意義。
声紋分析で見えた、歌い手としての凄み。
あの歌声を引き立てる、こだわりのオーディオ
トリビュート盤でわかる、世代を超えた影響力。
各界のファンが語る、「この3曲が好きな理由(わけ)100 」

……ほか