「育てて勝つ」はカープの流儀
著者:坂上俊次 1,584円
あらすじ
球団創立70年
強さの礎は、いつの時代も変わらず
名選手を輩出する土壌、脈々と受け継がれる“育成術”
カープ戦実況歴20年の名物アナウンサーが徹底取材
「猛練習」「工夫」「チームワーク」「愛情」
カープはいかにして、一流選手を育て上げるのか?
球界でも定評のある
カープの育成術に迫る
これまで、カープでは多くの選手が育ってきた。
ドラフト下位指名であっても、猛練習でトッププレーヤーになった例も少なくない。
外国人選手も、カープにやってきて才能が開花したケースが目立つ。 どんな人材が大きく成長するのか。
また、カープはいかにして、一流選手を育て上げるのか。その方法論に迫るのが、本書の狙いである。
1960~70年代の猛練習。
1990年代、野村謙二郎・金本知憲、前田智徳、そして佐々岡真司が背中で伝えたプロ意識。
そこから、猛練習と工夫のハイブリッド世代。
成長に近道はあるのか、遠まわりこそ学びの要素が多いのか、はたまた第3の道があるのか。
カープの歴史を彩った指導者の話に耳を傾けたい。
【目次】
第1章
孤高ではないエース 佐々岡真司新監督の船出
第2章
強くて愛される投手はコミュニケーションと猛練習から~安仁屋宗八~
第3章
猛練習から見つけた工夫と法則~朝山東洋~
第4章
エースを受け止める基礎・基本・土台~倉義和~
第5章
野村・金本・緒方・前田……
最強攻撃陣を継承する哲学者~東出輝裕~
第6章
育てるチームにマッチするスカウティング~苑田聡彦~
第7章
機動力野球、未来へ~廣瀬純~
第8章
70年の歴史を支えた外国人選手
名伯楽の言葉
古葉竹識、長内孝、水谷実雄、
内田順三、河田雄祐、三村敏之