森保ジャパン 世界で勝つための条件 日本代表監督論

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あらすじ

2022年カタールW杯の出場権をかけた戦いが始まった、サッカー日本代表「森保ジャパン」。世界の壁を突破するために必要な条件は、いったい何なのか? 代表監督に求められる資質とは?─かつて日本代表を率いた監督の系譜をひもときながら、「森保ジャパン」の未来を考察していく。著者による、歴代監督12人の独自採点付き。

I 代表監督、世界とかく戦えり
 ハンス・オフト
 ──日本をワールドカップに最も近づけた初の外国人指導者
 パウロ・ロベルト・ファルカン
 ──キングメーカーに疎まれた自由放任主義の短命監督
 加茂 周
 ──望され続けた日本の名将はなぜ代表では名将になれなかったか?
 岡田武史(第1次)
 ──予選敗退の危機を救った合理的で冷徹な判断力
 フィリップ・トルシエ
 ──エキセントリックな問題児? 異色の指導者が日本に残した大きな遺産
 ジーコ
 ──自身の天才が仇となったスーパースターの悲劇
 イビチャ・オシム
 ──未完に終わった「日本サッカーの日本化」 史上最も尊敬された日本代表監督
 岡田武史(第2次)
 ──躍進を生んだ大胆な決断の裏にも論理的な裏付けあり
 アルベルト・ザッケローニ
 ──「温厚な紳士」が招いた必然の惨敗
 ハビエル・アギーレ
 ──「疑惑」によって座を追われた陽気なメキシコ人監督
 ヴァイッド・ハリルホジッチ
 ──速い攻撃を志向して見誤った日本サッカー100年の伝統
 西野 朗
 ──攻撃サッカーの申し子が示した勝負師としての真骨頂


II 森保ジャパンは世界で勝てるか?
 森保 一
 ──順調なスタートを切った「気配りの人」が導く新生日本代表
 2020年のその先へ
 ──日本代表が世界の頂点に立つ最良のシナリオ
 
 日本代表黎明期の15人──日本代表が「全日本」と呼ばれた時代