皇国の連合艦隊(4)紅海航空撃滅戦

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あらすじ

山本長官の秘策によりアメリカとの電撃的な休戦に成功した1945年、大日本皇国は疲弊した国力の回復に努めている。その首都をイギリス亡命政府の首相チャーチルが極秘で訪れた。「日英合同艦隊」を結成して、ドイツ、イタリアなどの枢軸国と戦ってほしいと依頼したのだ。陛下は王国同盟を重要視する立場から、この懇願を裁可された。再び連合艦隊が編成される。戦艦は旗艦大和をふくめ2隻にすぎないが、正規空母6隻の大部隊が独伊の大群が待ち受けるアラビア半島へ出撃した。対するイタリア海軍は戦艦5、正規空母2だが、陸上基地からの航空援護が期待された。海戦は潜水艦による雷撃から始まった。イギリス太平洋艦隊は多大な被害に遭いながらも善戦。日英合同艦隊は遂に初めて見る紅海に突撃した。沿岸に向けて戦艦の巨砲が吠える。空には海軍航空隊の精鋭が乱舞する。ドイツの最新鋭爆撃・戦闘機による猛攻に耐えつつ、遂にスエズ運河を突破、地中海に出た艦隊を待っていたものは。