肺炎がいやなら、ご飯に卵をかけなさい

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あらすじ

シリーズ累計
40万部超の大ベストセラー!

50超のメディアで紹介され、
「肺炎」と「誤嚥」のつながりを広めた
『肺炎がいやなら、のどを鍛えなさい』
待望の第2弾は「食事編」!


▼あなたは知っていますか?1

近年、肺炎で亡くなる人はどんどん増加しています。
その多くは「誤嚥」(ごえん/食べ物を誤って飲み込むこと)がきっかけで
誤嚥性肺炎になっています。


▼あなたは知っていますか?2

もし誤嚥しても、
ムセたり、せき込んだりしない
恐ろしい「隠れ誤嚥」になることがあります。


▼あなたは知っていますか?3

高齢者10人のうち、
2人または 3人は
「隠れ誤嚥」になっている可能性があります。


▼あなたは知っていますか?4

「隠れ誤嚥」は恐ろしい存在ですが、
ご飯に卵をかけるだけで、
カンタンに防ぐこともできます。

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2011年、「肺炎」は脳疾患を抜き、
日本人の“死亡原因の第3位”になりました。
その原因は、食べ物の飲み込みミスで起こる
「誤嚥性肺炎」が増えているためです。

のどが衰えてしまい、よくムセたり、せきこんだりする人は
誤嚥性肺炎の予備軍ともいわれているのです。

けれど、本当に気をつけなければいけないのは、ここからです。

ただの誤嚥であれば、ムセたり、せき込んだりして、
「のどの衰え」に気づくことができます。

けれど、本人も気づかない間に、
じわじわと体力と生命力を奪っていく
怖~い「隠れ誤嚥」というものが存在しているのです。

「隠れ誤嚥」になると、
食べ物を誤嚥しても
ムセたり、せき込んだりしなくなります。

さらには、75歳以上の高齢者では、
なんと「30%」近くの人が「隠れ誤嚥」になっているのです!

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でも、安心してください。
本書では『肺炎がいやなら、のどを鍛えなさい』で
「のどの筋トレ」を教えてくれた名医が、
こんどは隠れ誤嚥を防ぐための「食トレ」の方法をお伝えします!

この方法は、
看護師、栄養士、言語聴覚士、歯科医師、医師などなど
治療現場のプロフェッショナルなメンバーが考案した
「誰でも、すぐにできて、すぐに役立つ」ものばかりです。

【 ご飯に卵をかけて食べる 】
【 野菜はポテトサラダと一緒に食べる 】
【 グラスや食器は口の広いものにする 】

たったこれだけの工夫でも、
隠れ誤嚥とも呼ばれる「不顕性誤嚥(ふけんせいごえん)」を
防いでいくことができるようになるのです。

さあ、みなさん一緒に、
「食トレ」で誤嚥性肺炎を防ぎ、
命をのばして、いつまでも美味しい食事を口から食べましょう!