夫が脳で倒れたら

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あらすじ

「献身的」で、なくていい!



突然、働き盛りの夫を襲った脳卒中と半身の後遺症。

何の知識もなかった私は、手探りで夫の復帰までを「戦う」ことになる――



葛藤と失敗と発見の、ドタバタ体験記!



反論のしようもない夫には気の毒だし何も解決しないんだけれど、当事者だけがツラいんじゃなく私だってツラくなるんだってことを夫に分かってもらいたくなる。戦ってる夫を「サポートしてる」とか「見守ってる」って立場だと思っていると、行き場のないツラさが湧いてくる。でもそうじゃない。夫と「一緒になって戦ってる」ってことでもない。家族は家族でそれぞれの持ち場で「個人で戦ってる」ってこと。

ーー本文より