大いなる謎 北条早雲への旅-人生の真実とゆかりの地をたずねて

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あらすじ

日本史上初の国盗り大名にして、関東の覇者として東国に君臨した北条早雲。

2019年は没後500年の大きな節目を迎え、再評価の機運が高まっています。
北条早雲は民に尽くし、臣下を重んじた武将として、右に出る存在がないほどの評価を得ています。
ビジネスマンに人気が高いのは、早雲の治世と生涯に、現代に通じるマネージメントの秘密が隠されているからです。

テーマは「北条早雲は現代に何を残してくれたのか──」。

「泉秀樹の歴史を歩く」(J:COMテレビ)で人気の歴史小説家・泉秀樹が、北条早雲ゆかりの地を訪ねながらその生き様に迫り、早雲人気の謎に迫ります。
作者はフィールドワークを通じて、新説・旧説を一つひとつ検証。
新しい早雲像を浮かび上がらせていきます。

本書で“早雲歩き"を楽しめば、早雲が生涯をかけて実現したかった大志が見えてくる!
あなたも“早雲歩き"で、今を生きるヒントを見つけてみませんか。

【内容紹介】
●第1章●「応仁の乱」の都から
誕生と幼少期の実像とは?
なぜ「応仁の乱」の京へのぼったのか
伊勢で近侍する足利義視と別れたのはなぜか...ほか
コラム ゆかりの地を歩く1──岡山県井原市
コラム ゆかりの地を歩く2──京都府京都市
コラム ゆかりの地を歩く3──静岡県菊川市~焼津市

●第2章●早雲、戦いの日々へ!
なぜ今川館を急襲したのか
いかにして興国寺城主となったか
早雲による「領民のための国づくり」とは...ほか
コラム ゆかりの地を歩く4──神奈川県鎌倉市
コラム ゆかりの地を歩く5──静岡県沼津市

●第3章●一国の主へ──伊豆国を盗る
堀越御所の急襲作戦はいかなるものか
早雲の戦いぶりと孫子の兵法
いちはやく領民の支持を得たのはなぜか...ほか
コラム ゆかりの地を歩く6──静岡県伊豆の国市
コラム ゆかりの地を歩く7──静岡県伊豆市
コラム ゆかりの地を歩く8──静岡県下田市

●第4章●二国の領主へ──相模攻略の道
いかに小田原を狙ったのか
あざやかな夜襲の成功とは?
小田原城攻略時の「火牛の計」の真実...ほか
コラム ゆかりの地を歩く9──神奈川県小田原市
コラム ゆかりの地を歩く10──神奈川県伊勢原市

●第5章●相模統一と堂々たる晩年
早雲が完敗した「権現山の戦い」とは?
生涯の大敵「三浦道寸」といかに戦ったか
相模攻略を急がない理由...ほか
コラム ゆかりの地を歩く11──神奈川県三浦市
コラム ゆかりの地を歩く12──神奈川県足柄下郡箱根町