新・箱根駅伝 5区短縮で変わる勢力図

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あらすじ

今井正人、柏原竜二、神野大地……
箱根を沸かせた「山の神」の時代は終わるのか?

5区が最長区間になったのは、第82回大会(2006年)からだ。
それまでは最長区間である「花の2区」のエース対決が最もドラマチックであるとされていた。
また、最後まで勝負がもつれ、復路での逆転劇も多かった。そんな戦いが長く続いた後に「5区の時代」が到来することになる。
2006年以降、箱根駅伝は完全に「5区勝負」のレースに変わったのだ。
しかし、そんな「山の神」の時代も終焉を迎えるかもしれない。
2017年の第93回大会から小田原中継所の位置が変わり、5区が23.2kmから20.8kmに短縮されるのだ。(「はじめに」より)