新太閤記(三) 海音寺潮五郎 484円 カート追加 購入した作品の読み方 あらすじ 荒木、別所氏を落とし、秀吉は大厄難を越えた。今や彼の上位には柴田勝家がいるだけであった。男の大難とは常にこのようなものである。一難を越えることに難度に正比例して成長する。秀吉は荒木村重の言葉を思った。「上様が天下を平定なされた後、働かせ所のなくなった者に、かわらず大国をあたえて飼うておきなさるであろうか」藤吉郎の身分なら安心していてよい。こうまで大身となり、羽ぶりがよくなっては二工夫も三工夫もせねばならぬ。秀吉は今、守りの重大なことを知った。 ジャンル 文芸 小説 歴史・時代 出版社 KADOKAWA レビューを書く TOP 電子書籍(本・小説) 海音寺潮五郎 新太閤記(三)